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弘法大師御誕生1250年を記念し、仏像ワールドが新たに創作した弘法大師像!

令和5(2023)年は、我が国の真言密教の宗祖 弘法大師(空海)の誕生から1250年目の節目の年です。
この歴史的慶事に向け仏像ワールドでは、弘法大師像の新造形開発に取り組みました。世に伝わる様ざまな御影や文献を調査研究し、真言宗派僧侶のご意見もうかがい、およそ3年の歳月を経て完成した造形は、唐で師 恵果阿闍梨より真言密教第八祖の灌頂を受け、その教えを日本に広めようとする確乎不動のお姿です。

仏師 藤田燿憶氏が彫刻した原型像は、布教への強い決意を宿した眼、みなぎる精気を感じさせ、彩色師 篁千礼氏が当時を思い着彩表現することで、驚きの写実性を生み出しました。

仏師 藤田燿憶渾身の彫刻を3D技術で再現!

完成した原型をもとに製品化するにあたり、仏像ワールドでは高精度3Dスキャニングでデータを取得。それをもとに高い技術を誇る木彫工房で彫り上げた後、姉妹ブランド「イスム」の工房で手彩色を施すことで崇高な弘法大師像となります。完成品はすべて藤田仏師の最終監修を経てからお届けするため、証として藤田燿憶氏、篁千礼氏両名の署名落款入り証明書を付属。弘法大師の威徳を称える御影として、また品格溢れる美術品としてぜひお納めください。

寺院様向けに特注サイズのご注文も承ります。

『木造 弘法大師坐像』は像高約20センチ。寺院様用により大きなサイズでの特注も承ります。
ご用命は下記までお問い合わせください。

0493−59−9105

(営業時間:10:00〜17:00 定休日:土日祝日)

bworld@morita-inc.com
  • リアルな造形美

    揺るぎない信念を宿す強い眼差しが印象的な御尊顔。当時を想起させる彩色との相乗効果で息遣い感じる写実性が生まれる。

  • 五鈷杵

    密教の法具。五仏(大日如来、阿閦如来、宝生如来、阿弥陀如来、不空成就如来)の智慧(法界体性智、大円鏡智、平等性智、妙観察智、成所作智)を表す。

  • 水瓶

    密教の正統後継者を象徴する水瓶。中の水を一滴もこぼさず他の瓶へ移すように、師から弟子へ漏れなく密教を伝える「写瓶相承(しゃびょうそうしょう)」を意味する。

  • 原型制作:仏師 藤田燿憶(ふじたようおく)

    • 1955年

      栃木県生まれ

    • 1970年

      仏師・渡邉貞光氏に弟子入りし、5年間の修行を積む

    • 1975年

      独立

    • 2012年

      (一社)「日本画府第59回公募展」初入選 「浮現観音」(奨励賞)/ 気付き観音」(入選)

    • 2013年

      「気付き観音」入選 。作家として高く評価される。
      現在は本拠地の東京で仏像彫刻講座を開くほか、日本橋高島屋など全国の有名百貨店で個展を開催し、仏像普及のため精力的に活動する。

  • 彩色監修:彩色師 篁千礼(たかむらちひろ)

    女子美術大学、太平洋美術研究所に在籍後、1987年、彩色木彫作家 平野富山氏に入門。その後、富山の後継者である平野千里氏のもとで20数年にわたり修行を積む。2012年に独立し篁千礼彩色研究所を設立。誰もが親しみやすい温かみのある作品から芸術性の高いものまで幅広い創作活動を行う。

空と海の美しさから授かった「空海」の名!

青年時代、土佐国(現在の高知県)の室戸岬にある御厨人窟(みくろど)で修業に励んでいた弘法大師。その時、仏と一体になったかのような不思議な体験をし、そこから見た空と海の美しさに感銘を受け、幼名「真魚」から「空海」へと名を改め生涯を仏門に捧げる決意をしました。
齢7歳での「捨身誓願」をはじめ、その生涯は数々の伝説に彩られています。中でも際立った偉業は、わずか3カ月という異例の早さで真言密教の伝法阿闍梨の灌頂を受けたことではないでしょうか。

大日経との出会いが切り拓いた真言密教への道!

仏教の深奥を求めおびただしい数の経文を読破するも納得のいくものが得られなかった空海は、仏前で「まことの智慧を授けたまえ」と一心に祈ると「汝の求めるものは大日経といい、大和国の久米寺の東塔の下にそれはある」とのお告げを受けます。この大日経との出会いによって様ざまな疑問への答えを得たものの、仏と交感し、それにより御利益を引き出すためには然るべき師の下で体認し実際に伝授される以外に術はないと悟ります。それが遣唐使の一人として唐へ渡る決意を固めるきっかけだったのです。

入唐、恵果阿闍梨との邂逅、そして真言密教の第八祖へ!

延暦23(804)年、その思いは実現し遣唐使船に乗り唐へと向かいますが、嵐に直撃され1カ月以上も海上を彷徨います。目指す蘇州からはほど遠い僻地に到着したことで怪しまれますが、空海の書いた嘆願書の名文、名筆によってようやく使節団として認められます。翌年5月、真言密教の第七祖 青龍寺の恵果和尚との対面を果たすと、和尚は空海を見るなり「我、さきより汝のくるのを知り、待つこと久し」と述べ、空海を弟子と認めます。続く6月に胎蔵界の灌頂、7月に金剛界の灌頂、そして8月には伝法阿闍梨の灌頂を受けたことで大日如来を意味する「遍照金剛(へんじょうこんごう)」名を与えられ密教の第八祖となります。恵果は「真言密教の教法は、すべて授けた。一刻も早く日本に戻り、この教えによって人々を幸せにして欲しい」と空海に告げた後、同年12月15日に世を去りました。

弘法大師 空海

宝亀5(774)年6月15日〜承和2(835)年3月21日
日本の真言宗の宗祖。諡号は弘法大師(こうぼうだいし)。能書家として嵯峨天皇、橘逸勢と共に三筆のひとりに数えられる。
讃岐の国(現在の香川県善通寺市)に生まれ、俗名は佐伯 眞魚(さえきのまお)。延暦23(804)年、日本天台宗の開祖最澄とともに遣唐使船に乗り唐へ渡る。延暦24(804)年青龍寺(長安)の恵果阿闍梨のもとで密教の奥義を伝授され、遍照金剛(へんじょうこんごう)の灌頂名を授かる。大同元(806)年帰国。弘仁6(815)年、四国八十八ヶ所霊場を開創。弘仁7(816)年修禅の道場として高野山の下賜の勅許を賜り、真言密教の根本道場として後進の育成に努める。弘仁14(823)年正月、太政官符により東寺を賜り、真言密教の道場とする。承和2(835)年、御入定(永遠の瞑想)。現在も弘法大師が入定された高野山奥之院では毎日食事を届ける「生身供(しょうじんぐ)」が行われる。「弘法大師」は御入定後、醍醐天皇より下賜された諡号(しごう)。



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木造 弘法大師坐像

商品コード : 560-272
価格 : 198,000円(税込)
ポイント : 5,940
数量
 
サイズ
高さ285mm 幅300mm 奥行233mm 重量985g
素 材
ヒノキ
納 期
およそ2週間

【商品についてのご注意】
・商品写真は実際の商品の中から無作為に選んだものを撮影しております。
・商品は一体一体手作業で仕上げを行っており、高レベルな均一化を図っておりますが、まったく同一の商品はございません。また、木目や表情などが一体、一体異なります。
・表示寸法と実際とは若干誤差が生じる場合がございます。
・商品はWEB画面上と、実際の色と異なる場合がございます。

商品番号 560-272
商 品 名 木造 弘法大師坐像

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弘法大師坐像 身丈2寸

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