トップ > 仏像ワールド総合カタログvol.3 > 不動明王坐像 丸山明慧作
商品コード : 540-068 | ||||||
価格 : 231,000円(税込) | ||||||
ポイント : 6,930 | ||||||
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商品番号 540-068
商 品 名 不動明王坐像 丸山明慧作
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鎌倉時代、造仏界で一大勢力を誇った仏師集団、慶派。その代表格 運慶と並び名を馳せる仏師 快慶が制作したとされる『不動明王坐像』(国指定重要文化財)が、迫力に満ちたブロンズ像で登場します。
慈悲の相をたたえる如来像を得意とする快慶には珍しく、眼光鋭い忿怒相と若々しい体躯が特徴的なこの像を、新進気鋭の実力派仏師 丸山明慧氏が高さ30センチほどの塑像で見事に再現。それを原型として「国指定伝統的工芸品」第一次指定を授かる高岡銅器の「蝋型製法」で、原型の趣を生かしたブロンズ像となりました。仕上げには漆を用い、尊顔、条帛、裙、持物、光背、岩座、それぞれに異なる質感が表現されています。
密教の根本尊である大日如来の化身であり、揺るぎなき仏教の守護者である不動明王。その御真言を唱えることで、怨敵調伏、勝負必勝、立身出世、商売繁盛の御利益を授かるとされます。貴家の繁栄を願う守護像としてもお薦めいたします。
昭和51年 高岡市生まれ。
平成9年 奈良美術短期大学美術科卒業。
仏像やモニュメント等の原型製作およびルアービルダーとして活躍。
平成27年 仏師として得度し、住吉大社(山口県下関)狛犬像レプリカの原型制作を行う。
造形師 丸山達平としては、キャプテン翼(東京都葛飾区)、両津勘吉(同)などアニメのキャラクターや、フィリピンのキリノ元大統領肖像レリーフ(東京都千代田区)、魚津水族館(富山県魚津市)のダイオウイカ原寸大レリーフなどがある。
語源は「動かない守護者」を意味し、インド神話のシヴァ神の別名。シヴァは暴風雨の威力を神格化したもので、破壊的な災害を起こす半面、雨によって植物を育てる。その破壊と恵みの相反する面は不動明王にも受け継がれている。
不動明王は大日如来の化身として、どんな悪人でも仏道に導くという心の決意をあらわした姿だとされ、仏法の障害となるものに対しては怒りを持って屈服させるが、仏道に入った修行者には常に守護をして見守る。特に日本で信仰が広がり、お不動様の名前で親しまれている。
【ご利益】除災招福、戦勝、悪魔退散、修行者守護、厄除災難、国家安泰、現世利益のご利益があるとされる。また、酉年生まれ守り本尊で、酉年に生まれた人々の開運、厄除け、祈願成就を助けるといわれている。
高岡銅器は高岡の開祖 加賀藩第二藩主前田利長公が、慶長14年 (1609年) 高岡城に入城され、翌々年の慶長16年 (1611年) 城下の興隆繁栄の為、鋳物発祥の地 河内国丹南郡の技術を継承する7人の鋳物師達を招聘して、金屋町に鋳物工場を開かせた事に始まります。
当初は鉄鋳物が中心であったが、江戸時代中頃から銅鋳物も盛んになり、明治期に入ると技術力は更に向上し、万国博覧会を通して世界にも紹介され、輸出品としても美術銅器は確固たる地位を築きました。
昭和50年 (1975年) 2月17日には「国指定伝統的工芸品」の第一次指定
昭和54年 (1979年) には特定産業の産地指定
平成20年 (2008年) 1月11日には特許庁より「地域団体商標」として登録
発祥より約400年経った現在も高岡は、日本唯一の青銅器の産地として、茶器、花器、香炉、仏具から梵鐘、屋外の大型ブロンズ像 (青銅像) に至るまで時代のニーズに合ったもの造りを続けています。