商品番号 254-005
商 品 名 金剛力士 阿吽セット
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大仏師 運慶、快慶らが手掛けた鎌倉時代の大作、国宝「金剛力士立像」がモデル。
執金剛神という神が、釈迦に仕えることで二体に分かれ金剛力士となりました。口を「あ」の形に開く“阿形”、「ん」の形に結ぶ“吽形”が二体一対で寺院門前の左右に仁王立ちし仏法を護るとされます。
「あ・うん」は、息を吸って吐くという意味合いを持ちます。ぴったりと息が合うことを表す「阿吽の呼吸」という言葉は、二体一対の強い力で寺院を守護する金剛力士に由来します。
※パルメット株式会社との共同開発品です。
「うつすこと まなぶことは 美の創造の原点だ!」をテーマに、2005年、東京国立博物館で特別展《模写・模造と日本美術-うつす・まなぶ・つたえる-》が開催されました。
作品の「模写・模造」は、洋の東西を問わず古くから多くの芸術家たちが繰り返し行ってきました。たとえばローマ時代、ギリシャ彫刻の名作の数多くが大理石に模刻されました。また中国(明)に渡った室町時代の画聖・雪舟は、模写によって異国の画風や技法を学び、それを礎に多くの傑作を生み出しました。そして雪舟の作品を、江戸時代の狩野派の画家たちが盛んに写していったのです。
一般に模写・模造は「ほんもの」ではない価値の低いものとされています。しかし、美術工芸の制作の過程では「模写・模造」こそが、さらなる創造を生み出す原点となり、古典の再生をもたらす原動力となってきたのです。
弊社の国宝模造仏像を通じて伝移模写の精神を感じ取っていただき、仏教美術として、また祈りの対象として一人でも多くの方に興味を持っていただくことを切に願います。