トップ > 仏像ワールド総合カタログvol.3 > 国宝 菩薩半跏像 郡順治作
商品コード : 540-052 | ||||||
価格 : 148,500円(税込) | ||||||
ポイント : 4,455 | ||||||
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商品番号 540-052
商 品 名 国宝 菩薩半跏像 郡順治作
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弥勒菩薩の修行の様子を現すとされる半跏思惟のお姿、静けさと安らぎ称えた清らかな微笑み、頬に微かに触れる優美な指先の造形が魅力の国宝 『菩薩半跏像(伝如意輪観音)』は、わが国のみならず東洋美術史的にも高く評価され、その柔和な顔は古拙の微笑(アルカイックスマイル)の典型とされ、エジプトのスフィンクス、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザと並び「世界三微笑=世界三大アルカイックスマイル」の一つと賞賛されています。
この飛鳥時代の彫刻の最高傑作とされる名作を金属造形家である郡順治が見事な造形技術で再現しました。実像の最大の特徴である微笑を見事に写し取った郡師の原型を高岡銅器400年の技術の一つである蝋型製法を用いブロンズ像として作り上げました。また、漆仕上げの着色による深みのある陰影も魅力となっています。サイズは実像のおよそ1/4となります。
昭和43年、愛媛県松山市生まれ。
平成6年金沢工芸大学大学院鋳金コースを終了後、銅器の原型製作の職人に師事。金沢国際コンペティションにおいて最優秀賞受賞。その他、受賞多数。石川県金沢市香林坊「走れ!」、広島県広島市マツダスタジアム「広島カープ誕生物語」の原型作者。金属造形家として現在も活躍中。
高岡銅器は高岡の開祖 加賀藩第二藩主前田利長公が、慶長14年 (1609年) 高岡城に入城され、翌々年の慶長16年 (1611年) 城下の興隆繁栄の為、鋳物発祥の地 河内国丹南郡の技術を継承する7人の鋳物師達を招聘して、金屋町に鋳物工場を開かせた事に始まります。
当初は鉄鋳物が中心であったが、江戸時代中頃から銅鋳物も盛んになり、明治期に入ると技術力は更に向上し、万国博覧会を通して世界にも紹介され、輸出品としても美術銅器は確固たる地位を築きました。