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木綿花

木綿花
  • 1988年東京で生まれる
  • 2011年New York University美術学士を優等で修了
  • 2012年第97回二科展入選
  • 2014年初個展「kokotama bosatsu」開催 (北青山)
  • 2015年北鎌倉へ拠点を移し、北鎌倉kokotama galleryをオープン
    「月鏡-tsukikagami-」展、個展「千早振る」開催( kokotama gallery)
    東慶寺ギャラリー&ショップ「たまゆら」展示販売
    「新しい祈りのかたち」 (松坂屋名古屋店)
    ネパール ゴールデンテンプル(黄金寺院)奉納
    東慶寺ギャラリー&ショップにおいて“たまゆら”展示販売
  • 2016年インド舞踏家の小野雅子 x 木綿花 コラボレーションイベント「天地 水の元」 (円覚寺山内 佛日庵)
    木綿花展 「水の元」 (イスム表参道店 仏像ワールドギャラリー)
  • 2017年カフェ代官山 店内内装デザイン
    「心に響く現代の仏像・仏画展」 (京王プラザホテル)
    木綿花展「息吹」(イスム表参道店 仏像ワールドギャラリー)
    木綿花展「観音の光耀」(香老舗 松栄堂 京都本店)
    浄住寺観音様 「慈しみ咲く」依頼制作(京都 葉室山 浄住寺)
  • 2018年ニューヨーク 和技WAZA Concept Store 特別展示 ニューヨークPleiades Gallery JCAT合同展参加
    「INFINITY'S FLOWER/永遠の花」 詩x絵x音楽イベント(北鎌倉 浄智寺)
  • 2019年「国宝 東寺−空海と仏像曼荼羅」コラボ作品販売(東京国立博物館)
    「花結び」(高崎白衣大観音 観音山 慈眼院境内 一路堂カフェ)
    木綿花展 「月夜見 」 (Gallery+Sushi三郎寿司 あまね 横浜元町)
    三井寺 コラボレーション作品販売 (三井寺 国宝 金堂内陣)
  • 2020年木綿花展 「観音の彩光」 (三井寺 国宝 金堂外陣)
    木綿花展 「泊瀬の観音花重ね」 (長谷寺 本坊大講堂 [国指定重要文化財])
    奈良蔦谷書店「仏像展」(奈良蔦谷書店 天平ギャラリー)
  • 2021年観音画家 木綿花展「この蓮華咲くや」(松栄堂 薫習館)

エピソードEpisode

東京に生まれ、小学6年生から高校までインターナショナルスクールに通い、アメリカの大学へ留学。ファッション業界で働く両親の影響を受け、ファッションとは切っても切れない繋がりを感じていたが、クリエイティブな表現力を成長させ自分の世界観を広げたいとの思いから、総合大学の芸術学部へ進学を決める。

1年目はBOSTON UNIVERSITYで学び、2年目からNEW YORK UNIVERSITYへ編入。

それまで関心の薄かった日本の伝統や文化に改めて魅せられ、中でも日本人の心に根付いている仏教や神道に興味を持ち、各地の神社や仏閣を巡り始める。

在学中も両親の元では、通訳、バイヤー、シッパー、デザイナーなどの仕事を手伝い、海外ブランドとの交渉や新商品の企画提案、新ブランドの発掘、海外リサーチなど様ざまな経験を積む。

2011年1月、Bachelor of Fine Arts(美術学士)を習得し、NEW YORK UNIVERSITYを優等で卒業。その後日本へ帰国しデザイナーやイラストレーターとして活躍していたが、2013年夏、画家の道へ進む事を決心する。

帰国後に学んだ日本画で菩薩像を描いたことを機に、ファッション業界で培われた色彩とデザイン力で独自の観音様を描き始める。宗教というカテゴリを超え、個々の自由な感性で感じてもらえる作品を作りたいとの思いから、一つ一つこだわりを持って作品制作にのぞむ。

絵画制作だけではなく、kokotama(心珠)という宝珠の形をした木の玉に絵を描いた作品にも力を入れている。木綿花こだわりのkokotamaの原型は何度も試行錯誤を重ね、木彫職人が一つ一つハンドメイドで彫り上げる。
眺めるだけでなく、手のひらで包んでみたくなる…、
そんな作品であって欲しいと願い、一つ一つ大切に心を込めて制作している。

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